
今年のwatchOS 9で導入された新機能の一つに「AFib History(心房細動履歴)」があります。この機能により、心房細動と診断されたユーザーは心拍リズムデータを記録することで、自身の状態をより深く理解できるようになります。AppleはwatchOS 9.2アップデートにより、AFib Historyの全世界での利用可能範囲を拡大しました。
心房細動履歴機能はWWDC 2022で発表された際、地域の保健当局の承認が必要となるため、米国でのみ利用可能になると予想されていました。9月にwatchOS 9が正式にリリースされた際に、Appleはこの機能がカナダ、香港、メキシコ、南アフリカ、英国、そしてヨーロッパの多くの国を含む100か国以上で既に承認されていることを確認しました。
watchOS 9.2でAFib Historyがさらに多くの地域で利用可能に
今週初めにApple Watchユーザー向けにリリースされたwatchOS 9.2で、Appleはひっそりと別の国でも心房細動履歴機能を有効化しました。MacMagazineが報じ、9to5Macも確認したように、この機能は現在ブラジルのApple Watchユーザーにも利用可能です。
現時点では、Appleはブラジルへのこの機能の拡張をまだ発表していません。ブラジルは同社のウェブサイトで公式のサポート地域リストにまだ追加されていないためです。ただし、ブラジルのユーザーはiPhoneのヘルスケアアプリからAFib履歴を有効にできるようになりました。Appleによると、Apple WatchでAFib履歴を有効にするための要件は以下のとおりです。
- 医師による心房細動の診断が必要です。
- iPhone を最新バージョンの iOS に、Apple Watch を最新バージョンの watchOS にアップデートしてください。
- 推定値を継続的に受け取るには、Apple Watch を 1 日 12 時間以上、週 5 日間着用する必要があります。
- Apple Watch で心拍数と手首検出を有効にする必要があります。
- AFib History は 22 歳未満の方による使用を想定していません。
Appleは9月に、オーストラリアのApple Watchユーザー向けにAFib History機能が今秋後半に利用可能になると発表していました。しかし、watchOS 9.2でこの機能がオーストラリアでも利用可能になるかどうかはまだ不明です。
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